奈良田温泉
白根館
奈良田温泉は山梨の山深い、早川沿いの集落に湧く温泉です。行くまでは鄙びた温泉宿を想像していたのですが、行ってみるととても立派な宿でした。 |
夕食は地元の食材だけでつくられた旬のもの。鹿刺し、イノシシの陶板焼き、シイタケのフライ、こんにゃくの刺身、キノコ鍋、そしてイワナの焼き物は出来立てを出していただきました。とてもおいしくいただくことができました。 | 朝食は栃の実のお粥、「とっちっかい」。日替わりで違うお粥を出して下さるそうで、連泊すれば違うお粥を味わうことができます。 |
浴室は内湯と露天風呂が2つずつあります。檜風呂と岩造り露天風呂が繋がった組み合わせと檜風呂と離れた木造り露天風呂の組み合わせがあります。2つの組み合わせは夜に男女が交代するので、宿泊すれば、2つの浴室の湯を楽しむことができます。 |
はじめに浸かったのは、檜風呂と木造の露天風呂の組み合わせ。内湯は2つに仕切られ、熱めとぬるめの湯を味わうことができます。熱めといってもそんなに熱くなく、適温。無色透明で、ちょっと塩分を感じる湯には茶色い湯の花が浮かんでいました。ぬるめの湯に思わず長湯してしまいました。 |
ここは18時まで男性用になっている木造りの露天風呂。源泉は内湯とは違っており、食塩泉となっているのですが、湯に浸かるとわずかに硫黄臭がしました。うす白く濁った湯で、塩分も内湯よりも濃い感じがします。そして、ぬるぬる感もあります。白い糸状に湯の花が浮かび、この湯が一番気に入ってしまいました。 | 岩造りの露天風呂は早川に面していて、開放感がありました。朝一番で入った湯は、とても気持ちよかったです。 |
久しぶりに奈良田までやってきました。やはり、奈良田までの道のりは遠いです。しかし、リニア新幹線の工事で狭い道はけっこうダンプなど工事車両が多いので注意が必要です。 白根館は人気の宿で日帰り入浴の方も多くいます。しかし、日帰り入浴の時間が14時〜15時30分と短いので、けっこう混み合います。 今回は内湯が総檜風呂と石造り露天風呂が一緒になった方が男性用となっていました。内湯は熱めと適温の2つに別れています。やや白みがかった湯はかなりのアンモニア臭がします。以前は硫黄臭の湯だった記憶があるのですが、泉質が変わったのでしょうか?湯に浸かると、かなりのぬるぬる感があります。 全天球写真はこちら。 |
石造りの露天風呂は5〜6人が浸かれる大きさです。わずかに白みがかった湯はぬるめ。雪の山々を望みながらの湯はウトウトとしてしまうほど。やはり、ゆっくりと泊まりで訪れたい宿です。 全天球写真はこちら。 (18.2) |
泉 質 | ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉 (内湯) ナトリウム−塩化物泉 (露天風呂) |
泉 温 | 41.1度 (内湯) 51.6度 (露天風呂) |
風呂の種類 | 男女別内湯 男女別露天風呂 |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 山梨県南巨摩郡早川町奈良田344 |
電 話 | 0556−48−2711 |
交 通 | 中央自動車道 甲府南I.C.から62km、車2時間 |
営業時間 (日帰り入浴) |
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料 金 | 入浴¥1000、宿泊¥11500〜、 湯治¥9000(3泊以上 3食付き) (00.10)(18.2) |