鵜の木天然温泉
第三松の湯

 

鵜の木天然温泉  鵜の木駅から歩いて5分ほど、商店街のはずれにある銭湯です。昔ながらの造りですが、改装されフロント形式になっています。
 浴室に入ると、瀬戸内海を描いたペンキ絵が迎えてくれます。湯船は白湯と黒湯の2つ。黒湯の湯船は小さめのところが多いのですが、ここの湯船は白湯とほとんど同じ大きさで、ゆっくり体を伸ばして湯に浸かることができます。透明度は7〜8cmくらい。多少ぬるぬる感を感じる湯です。湯を口に含むとわずかに塩分を感じました。
 無料で利用できるサウナもあり、のんびりとしてきました。
 駐車場はありませんが、近くにコインパーキングもあるので、車でも行きやすいところです。
廃業 源泉水風呂
 10.2.22をもって廃業してしまうと聞き、急遽訪れました。訪れたのが遅かったのでそんなに混んでいなかったので、ゆったりと浸かることができました。相変わらず透明度10cm弱の濃い湯。甘しょっぱさを感じます。無料のサウナに浸かり、源泉水風呂に浸かるのがとても気持ちよかったです。廃業が惜しまれる湯です。

 やはり、無くなってしまうと言うには悲しいもの。鵜の木天然温泉、最後の日に浸かり納めをしてきました。浴室の写真を撮りたくて、銭湯で初めて開店待ちをしました。最後の日だから、というわけではなく、常連のおじいちゃんやおばあちゃんはいつものごとく、一番風呂に浸かるためか、開店待ちをされているようで、けっこうたくさんの人が待っています。開店と同時に脱衣所へダッシュ!いつもは撮れない写真を写すことができました。
 松島を描いた昔ながらのペンキ絵。透明度10cmの濃い黒湯。そしてなかなかありそうでない、源泉水風呂。とてもいい気持ちで、これが最後かと思うと、とても残念でした。
 帰りしな、「今までありがとうございました。」「長い間、浸からせてもらいありがとう。」の、常連さんとフロントのおばさんの会話。なんだか、ジーンときてしまいました。廃業後は残念ながら住宅地となってしまうそうです。
(10.2)
浴室 湯船

 

お風呂の種類 温泉浴槽 白湯 サウナ
設備等 フロント形式 ロビー ペンキ絵
所在地 東京都大田区鵜の木2−11−11
電  話 03−3758−2845
交  通 東京急行電鉄目蒲線 鵜の木駅から徒歩5分
営業時間 15時30分〜1時
休業日 不定休
料  金 入浴¥450
(00.3)(10.2)

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