金春(こんぱる)湯

 

金春湯  白金の清正公前の近く。白金というと高級住宅地を想像してしまいますが、下町の雰囲気を残した町中の昔ながらの銭湯です。宮造りの立派な銭湯でした。周りはバブルのはじけたあとでしょうか?空き地が目立ちます。
 番台で入浴料を払うとそこは外観同様、レトロな造り。浴室には富士山のペンキ絵が描かれています。湯船は2つ。ともに黒湯が満たされています。あまり熱くもなく、気持ちよく入ることができました。透明度は15cmくらいと濃いめです。そして、驚いたのはカランから出る湯と水のどちらも黒湯ということです。こんなところは滅多にありません。感激してしまいました。きっと湧出量が多いのでしょう。 
 久しぶりに訪れたら、廃業のお知らせが… なんでも再開発のためにやむなく廃業とか。すべすべの湯とカラン、シャワーまでも黒湯のhiroのお気に入りの銭湯だったんですが。とても残念なことです。廃業までにもう1回行っておこっ!

 最後の湯を楽しもうと、1月に2回ほど湯に浸かってきました。最後の休日、成人の日には最後の湯に浸かろうという人でいっぱいで、カランで体を洗うのも順番待ちと行った状態でした。最終の15日は無料で開放するとのことでした。きっと、たくさんの人が訪れたんだろうな?
廃業お知らせ

 

お風呂の種類 温泉浴槽(2)
設備等 番台 ペンキ絵
所在地 東京都港区白金1−26−16
電  話 03−3441−6669
交  通 帝都高速度交通営団南北線、都営地下鉄三田線 白金高輪駅から
徒歩3分
営業時間 15時30分〜23時
休業日 金曜日
料  金 入浴¥400
(00.7)(01.10)(01.12)(02.1)

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