湯村温泉
杖温泉 弘法湯

湯村温泉の最奥、ちょっと道が狭くなった場所に弘法湯はあります。変わっているのは、この狭くなった道を挟んで宿が２つに分かれていること。道路の上を通る渡り廊下を通って浴室に行くようになっています。ちょっと古めの宿ですが、廊下などはきれいに磨き上げられ、気持ちよく利用することができました。

女性用の浴室は帳場のある左手の建物にありますが、男性用の浴室は渡り廊下を通って行きます。 　浴室には４〜５人が浸かればいっぱいになってしまう小さな湯船が１つあるのみ。適温の無色透明の湯がかけ流しになっています。普段は湯を絞っているのだそうですが、訪れた日は絞らずにかけ流しにしていたとのこと。 　ちょっとつるつる感のある湯を口に含むとわずかに塩分を感じました。なかなかいい湯に出会うことができました。

宿の庭に源泉があると聞き、見に行ってみました。庭の古井戸といった感じの場所に源泉がありました。現在はこの湯と新しい源泉の２つを使っているのだそうです。

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