金峰泉(きんぽうせん)

以前地図を見ていてこの温泉のことを知ったのですが、その時にはすでに琴川ダム建設のためにこの金峰泉は休業していたのでした。しかし、この春に再開したと聞き、訪れてみました。 　牧丘の市街から１４kmほど走った、標高１４００ｍの地に金峰泉はあります。途中の道は細く曲がりくねっているので、スピードの出し過ぎには要注意です。 　建設中の琴川ダム畔に建つ新しい金峰泉は和風のこぢんまりした落ち着いた宿で、とても気持ちよく利用することができました。

奥に小さな浴室があります。奥に４〜５人が浸かれるタイル張りの湯船と手前に檜造りの湯桶があります。奥の湯船は無色透明の湯で、小さなジャグジーもついています。 　手前の木の湯桶は源泉が溜められたもので、わずかに赤みがかっています。源泉らしく湯ではなく、冷たい水風呂になっています。湯？に浸かると、湯船の底には沈んだ赤い湯の花が舞い上がってきます。加熱した湯はそんなに特徴を感じませんが、源泉と加熱した湯に交互に浸かると気持ちよかったです。

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