西山温泉
蓬莱館

１３００年もの歴史があるという西山温泉。温泉宿は、観光向けの大きな「慶雲館」と湯治場の雰囲気を残す「蓬莱館」があります。今回は湯治場の雰囲気を残す「蓬莱館」の湯に浸かりました。 　「蓬莱館」の入口は鉄筋造りの新館になっていますが、浴室は新館の奥に建つ木造３階建の旧館にあります。こちらでは自炊の湯治もできるようです。

脱衣所は男女別ですが、浴室は混浴になっています。大きな窓でとても見晴らしがよいのですが、それだけに女性には利用しづらいかもしれません。 　浴室はタイル張りになっていますが、湯船は年季を感じる木造り。大きな石の湯口から無色透明の湯があふれ出しています。３つに仕切られた湯船は少しずつ湯温が違い、好みの所に浸かることができるようになっています。一番熱い？湯口下の湯船でもけっこうぬるめで、ふわっととしたやわらかい湯です。湯の中には赤さび色の湯の花も浮かんでいます。ぬるめの湯が気持ちよくって、いつの間にかウトウトとしてしまい、気がつくと１時間以上も湯に浸かっていました。

今回は自炊でお泊まりです。奥の旧館？の部屋に案内されるかと思っていたのですが、連休にも関わらず泊まり客が少ないからか、新館？の旅館部の部屋に泊まらせていただきました。洗面台とトイレもある部屋で快適でしたが、少し手入れが悪いかな？

浴室は昔ながらの混浴。タイル張りの浴室に木の枠組みの湯船です。以前と変わっていないですね。元々がゆるめの湯ですが、少しずつ湯温が異なっています。冬とはいえ、いつまでも浸かっていたくなる心地よさでした。でも、やっぱり夏場の方が心地いいかな？ 　16時〜17時は女性専用時間となっていますが、冬場は訪れる人も少ないので、気にならないかも… 　以前はあった女性専用浴室は現在は使われていないようです。 　全天球写真はこちらとこちらです。 （１８．２）

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