雨畑湖温泉
ヴィラ雨畑 すず里の湯
富士川の支流である早川沿いにはいくつかの温泉が湧いていますが、早川の支流、雨畑川沿いに上っていくと雨畑湖温泉があります。道は曲がりくねった1.5車線ほどの狭さで、砂利運搬のダンプカーも通るので要注意です。行かれる方は気を付けてください。 集落の入口に建つのがヴィラ雨畑です。以前は硯島小・中学校だったそうですが、1983年に廃校になってしまい、その後に宿泊施設として建てられたものです。校舎は残っていませんが、体育館などは以前のまま残されています。 |
温泉本でよく見る湯小屋は六角形のものですが、2003年の春に「すず里の湯」という新しい湯小屋ができたそうです。欧風のちょっとしゃれた感じの施設で、できたばかりだからか、とてもきれいで、気持ちよく利用することができます。 |
浴室は大きな窓で明るい雰囲気。すぐ目の前には雨畑湖が広がっていますが、残念ながら湖を望みながら湯に浸かることはできません。 湯船は2つに仕切られ、湯口のある方は5〜6人が浸かることができる大きさで適温の湯があふれています。奥にある湯船は10人ほどが浸かることができる大きさで、ちょっとぬるめになっています。湯はちょっと黄みがかった透明なもの。源泉が冷たいので加熱しています。湯に浸かると、湯船の底に溜まった赤さび色の湯の花が舞い上がってきました。湯は飲泉することはできませんが、舐めてみると、ちょっと酸味を感じるものでした。 男性用の浴室には内湯しかありませんが、女性用の浴室には露天風呂もあるそうです。 雨畑湖周辺は硯の産地として有名だそうです。ヴィラ雨畑の隣には硯工房の「硯匠庵」があります。「書」に興味のある方は立ち寄られてみてはいかがでしょうか? |
久々に訪れてみました。さすがに冬のこの時期に訪れる人は少ないようで、閑散としていました。でも、温泉好きの方は少なからずいらっしゃるようです。洒落た造りは女性を意識したものですかね。フロントで受付を済ませ、奥でサンダルに履き替えて別棟の浴室に向かいます。こちらも洒落た建物です。 浴室は以前と変わっていないようです無色透明の湯は硫黄泉とのことですが、循環しているからか、特徴を感じませんでした。ややぬるめで湯量も少ないなと思いながら湯に浸かっていたら、管理の方が「男湯は調子が悪いので閉鎖し、女性客がいないので女湯を男湯として使うので、良ければ移動を!」とのこと。普段は浸かることのできない女湯を利用できるのですから、当然のことながら女湯に浸からせていただきました。 全天球写真はこちら。 |
こちらは男性の脱衣室の隣にある休憩所です。周囲の雰囲気とはずいぶん異なったお洒落な雰囲気です。 |
女湯は男湯と違って湯船はひとつ。こちらの湯は熱めでしっかりと温まることができましたが、湯使いは同じですね。 全天球写真はこちら。 |
女湯だけにある露天風呂。初めて拝見しました。当然ですね(^-^)v ウッドデッキのテラスにあり、寝湯?と普通の湯船の2つに別れています。目の前には桜があり、春には桜を愛でながら浸かることができそうです。これはいいロケーションです。女湯が羨ましい! 全天球写真はこちら。 |
脱衣室の隣には洒落たパウダールームも設けられています。ここら辺もかなり女性を意識した造りですね。 全天球写真はこちら。 |
泉 質 | 単純硫黄冷鉱泉 |
泉 温 | 14.2度 |
風呂の種類 | 内湯 女性用露天風呂 |
設備等 | ロビー 駐車場 |
所在地 | 山梨県南巨摩郡早川町雨畑699 |
電 話 | 0556−45−2213 |
交 通 | 中央自動車道 甲府南I.C.から43km、車1時間30分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
11時〜20時 |
料 金 | 入浴 (04.3)(18.2) |