日光湯元温泉
奥日光小西ホテル

中禅寺温泉の源泉ともなっている日光湯元温泉。古い歴史を誇り、温泉街の入口に近づくと玉子臭が漂ってくる、温泉好きだけでなくともにんやりとしてしまう小さな温泉場です。 　冬に訪れたのは、ひっそりと静かに湯に浸かりたいと思ったからなのですが、小さいながらもスキー場があったり、トレッキングなどで訪れる人がいたりで、夏よりも人が多いのには驚きました。今回湯に浸からせていただいた奥日光小西ホテルもスキー帰りの人などで賑わっていました。

浴室はそんなに広くはないものの１２〜３人が浸かることのできる内湯が１つ。脱衣所のドアを開けると、玉子臭が広がってきます。湯はちょっと熱めでした。

露天風呂は岩造りで、１５〜６人が浸かることのできる大きさ。湯は白みがかった緑色で、内湯よりもぬるめ。湯に浸かり体を動かすと白い糸くず状の湯の花が舞い上がってきました。ぬるめの湯は気持ちよく、思わず長湯してしまいました。

温泉街の中ほどに以前はなかった足湯「あんよの湯」ができていました。しかし、残念ながら冬は閉鎖されており、利用することができませんでした。

温泉街の外れに湯ノ平湿原があります。ここは源泉地帯で、たくさんの源泉が湧き出しており、旅館などに引かれています。奥に見えるのは温泉寺で、日光湯元温泉の由来となったお寺さんです。

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