東鷲宮百観音温泉

    

東鷲宮百観音温泉  仮施設で営業していた百観音温泉が、この2月に本施設をオープンさせました。仮施設の隣にできた本施設は2階建の大きなもの。休憩室や個室ができ、食事もできるようになりましたが、その代わりか入浴料も¥700と、ちょっと値上がりしたのは残念なところです。
 中に入ると、できたばかりで当然なことながらとてもきれい。受付で入浴料・下足札とロッカーキーを交換します。退館時には、このロッカーキーで食堂の支払いなどを精算することになります。
 1階には浴室と喫茶コーナー、マッサージルーム。2階には食堂併設の休憩室と貸切風呂がついた個室があります。休憩室では、カラオケもないので、湯上がりは静かに休むことができました。
 浴室は「菩薩の湯」と「阿弥陀の湯」の2つ。男女が2週間ごとに交替するそうです。hiroが訪れた日は、「阿弥陀の湯」が男性用になっていました。浴室に入ると、仮施設の時の雑多な感じはなくなり、明るく広い空間となっていました。内湯は縁が木張りで、熱めと適温の2つの湯船があります。外に出ると左手に岩造りの15〜6人が浸かれる露天風呂があります。

 湯は以前と変わらず、赤みを帯びた緑色の湯。毎分4800Lも湧出するという湯がかけ流しになっています。オープンしてからわずか3ヶ月ほどというのに、湯口のあたりはすでに赤く変色しており、成分の濃さをうかがわせます。湯をなめると濃い食塩泉は健在でした。hiroにはちょっと熱めかなと思える湯でしたが、じっくりと堪能してきました。
露天風呂
露天風呂 露天風呂
 露天風呂の右側には2段に湯船が造られています。上の湯船は腰くらいまである深めの湯船。こちらには熱めの源泉が注がれています。そしてオーバーフローした湯が下の小さな湯船に流れ込むようになっています。小さな湯船はちょっとぬるめでここが一番気持ちよかったです。
 久しぶりに訪れた百観音温泉。驚いたことに今までの露天風呂の奥に大きな露天風呂ができていました。まず目に入るのが今までなかった寝湯。ジャグジー付きです。 寝湯
洋風大型露天風呂  そして寝湯の奥にタイル張りの30人は浸かれそうな大きな露天風呂があります。こちらも今までと同様に源泉かけ流しの湯。ちょっと熱めでしたが、開放感に溢れる湯船はとても気持ちよかったです。
櫻の間の湯 百合の間の湯
 今回訪れた最大の目的は貸切個室にある専用風呂に浸かることです。友人たちと2部屋貸切で利用しました。利用した部屋は「櫻の間」と「百合の間」。部屋によって湯船の形が異なっているようです(左が「櫻の間」、右が「百合の間」の湯船です。)。どちらも2〜3人が浸かることができる大きさ。蛇口を捻ると源泉がドバドバと流れだし、好みの湯温で浸かることができます。大きな露天風呂や内湯で湯を楽しむのもいいですが、貸切風呂で湯を楽しむのも時にはいいものです。部屋は六畳間で¥3000也。人数が揃えばけっこう割安で利用することができます。いかが?
(07.7)

    

泉  質 ナトリウム−塩化物強塩泉
泉  温 57.3度
風呂の種類 露天風呂 内湯 うたせ湯 サウナ 貸切風呂
設備等 休憩室 個室(貸切風呂付) 食堂 喫茶コーナー マッサージ 駐車場
所在地 埼玉県北葛飾郡鷲宮町大字西大輪868
電  話 0480−59−4126
交  通 東北本線 東鷲宮駅から徒歩5分
営業時間 平日         … 8時〜23時
土・日曜日、休日 … 6時30分〜23時
休業日 第3火曜日
料  金 入浴休憩¥700(3時間)、¥1000(館内着付) 延長1時間¥200
貸切風呂¥3000(3時間)
(02.5)(03.5)(07.7)

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