芦之湯温泉
きのくにや
以前訪れた松坂屋本店の前に建つ宿です。硫黄泉に浸かりたくなって訪れました。 きのくにやは江戸時代から続く歴史ある宿で、本館(吉昇亭、春還楼)と別館(遊仙観、離れ)があります。玄関は背中合わせになっていますが、廊下でつながっています。今回は別館から入りましたが、本館からも入れるようです。 |
きのくにやにはいろいろな浴室がありますが、日帰りで利用できるのは2ヶ所。別館から入って最初にあるのが、貴賓殿と呼ばれる浴室です。こちらには男性用の内湯「黄金湯」と露天風呂の「山風の湯」。そして女性用の内湯「仙液湯」と露天風呂の「華の湯」があります。 内湯は7〜8人が浸かれる大きさで薄い乳白色の湯が溢れています。この湯は硫黄泉で5つの湯口から流れ出す湯が湯船で合わさるようになっていますが、hiroが訪れた日は3つの湯が流れ出していました。玉子臭がする湯で、まったりとしてしまいました。 露天風呂は石を組んだものでアルカリ性単純温泉の無色透明の湯が溢れています。こちらは内湯とは別源泉のアルカリ性単純温泉。ちょっと熱めの湯でした。 |
奥に進むと湯香殿という浴室があります。内湯は12〜3人が浸かれる大きさ。わずかに黄みがかった緑色の硫黄泉が溢れています。貴賓殿と同じ湯だそうですが、ちょっと違う印象を受けました。湯の中には灰色の湯の花も浮かんでいました。 露天風呂は芦ノ湖周遊風呂と呼ぶもので、こちらにはアルカリ性単純温泉の無色透明の湯が溢れています。貴賓殿の湯よりはぬるめでしたが、そんなに浴感を感じませんでした。 そしてもう1つ神遊風呂と呼ばれる壺湯があります。こちらは硫黄泉の湯ですが、加熱していないのか、とても冷たくて浸かれませんでした。 |
泉 質・泉 温 | 単純硫黄泉…34.7度 アルカリ性単純温泉…? |
風呂の種類 | 内湯 露天風呂 家族風呂 貸切風呂 貸切露天風呂 |
設備等 | 休憩室 駐車場 |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町芦の湯8 |
電 話 | 0460−83−7045 |
交 通 | 小田原厚木道路 箱根口I.C.から16km、車40分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
12時30分〜16時 |
料 金 | 入浴休憩¥1000(2時間) 宿泊¥12000〜 (08.1) |