稲村ヶ崎温泉

国道１３４号線沿いの稲村ヶ崎公園の真ん前のレストラン「メイン」の奥に新しくできた日帰り温泉です。レストランは改装中で、新しく「サンディッシュ」と言うお店になるそうです。駐車場もありますが、場所柄か有料となっています。料金が３０分￥２５０とけっこう高めなので、お隣にある公共駐車場（１時間￥３００）を利用した方が安上がりですが、いつも混雑する国道１３４号線だけに電車で訪れた方がいいかもしれません。hiroが訪れたのは平日でまだほとんど知られていないこともあってか、ガランとしていました。 　施設は和風の落ち着いた造りで、何となくホッとします。でも、休憩室などはなく、浴室だけのシンプルな造り。さらに１８歳以下は利用できないとのことで、落ち着いた雰囲気で湯を楽しんでもらいたいたいようです。

内湯は天井も高く、ゆったりとした造り。太い梁が印象的です。内湯は石組みの湯船で１５〜６人が浸かることのできる大きさ。透明度１５cmほどの真っ黒な湯が溢れています。わずかにぬるめで、ぬるっとした感じがして、すべすべする湯です。そんなに期待していなかったのですが、なかなかいい湯にめぐり会うことができました。 　さらに驚いたのは、カラン、そしてかけ湯にも温泉が使われていたこと。ちょっと贅沢な気分にさせてくれます。

外には１０人ほどが浸かることのできる石造りの露天風呂があります。内湯よりわずかに熱めの湯となっていました。 　隣にある小さな湯船は源泉の水風呂で、間歇的に湯口から源泉が流れ出し、かけ流しになっています。サウナに入った後に浸かると、とても気持ちよかったです。

まだまだ冬の鎌倉の海ですが、サーフィンなどで遊ぶ人もけっこういました。夏になるとたくさんの人で賑わう海ですが、この稲村ヶ崎温泉も夏になるとたくさんの人で賑わいそうです。ゆっくりと湯に浸かりたいなら、平日に訪れるのがいいかもしれません。

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