箱根湯本温泉
弘法の湯

箱根湯本駅の手前、三枚橋から旧街道に入り、一番最初に建つ日帰り温泉です。階下が駐車場になっており、２階が受付になっています。駐車場はちょっと狭いので、大きな車は停めるのに苦労するかもしれません。 　館内には名前の通り、弘法様が祀られていますが、庭には四国八十八ヶ所霊場の砂がまかれ、「お参り温泉」とも称しています。 　入浴料は受付横の休憩所でちょっと休むことができるコースとタオルや浴衣が付き、大広間でくつろぐことができるコースなどがあります。休憩所は人の出入りが多いので１日ゆっくりとしたい時は大広間で休憩できるコースを選ぶのがよいかもしれません。浴衣でゆったりしていると、何となく旅館でのんびりと過ごしている感じがしてしまいます。

浴室は「弘法の湯」と「天水の湯」の２つがあり、男女が日替わりで利用するようになっています。今回は「弘法の湯」が男性用になっていました。 　「弘法の湯」は離れにあり、天井が高くゆったりした造り。岩風呂の湯船は２０人ほどが浸かることのできる大きさです。 　露天風呂は１０人ほどが浸かることのできる大きさで、枕にすることができるように丸太が渡してあります。湯は無色透明。湯口からは源泉も溢れ、飲泉もできるのですが、循環もしています。湯を飲んでみるとわずかに塩分を感じるもので、湯上がりはポカポカとあたたまりました。 ※いつの間にか廃業していました。 （１１．３）

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