旭九十九里温泉
かんぽの宿 旭九十九里温泉　日帰り館

旭九十九里温泉は、大きなかんぽの宿に湧く温泉です。以前、矢指ヶ浦温泉を訪れた時に旭九十九里温泉の存在を知ったのですが、その時は時間がなく寄ることができなかったので、今回立ち寄ってみました。かんぽの宿の宿泊棟には展望風呂などもあるようですが、日帰りで利用できるのは別館となっている「日帰り館」です。入口の自動販売機で入浴券を購入し、駅にあるような改札機に入浴券を通して入館するようになっています。 　１階に浴室とロビー、喫茶室や売店。２階に食堂兼用の大広間があります。大広間は本当に広いのですが、カラオケがあるので、ちょっとうるさく思いました。

浴室はとても広く、いろいろな湯船があります。２０人ほどが浸かることのできる大きさの温泉の浴槽と寝湯。他にうたせや気泡風呂などの変わり風呂もありますが、こちらは白湯です。 　温泉の色はタイルの色でよく判別できませんでしたが（無色透明？）、舐めてみるととてもしょっぱい湯。後で分析表を見ると、ナトリウム分が９３００mgも含まれたとても濃い湯でした。これも海が目の前にあるからでしょうか。湯船の温泉は源泉の温度が低いので加熱循環していますが、塩素臭など気にならず、少しぬるめの寝湯でゆったりとすることができました。

外には１０人ほどが浸かることのできる露天風呂もあります。目の前が海なのですが、目隠しの塀で海を望むことができません。ちょっと残念でした。 　とても塩分の濃い湯で湯上がりはベトつくかと思ったのですが、湯が乾いてしまえばそんなことはなく、いつまでもポカポカとあたたまる湯でした。いろいろな湯を楽しめ、１日過ごすことができるので、家族でくつろぐのにいいかもしれません。

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