八雲
【大橋】
以前東横線中目黒駅のそばで開いていた店です。数年前にこの大橋に移転したようです。中目黒時代に1回ラーメンを食べたことがあるのですが、そのときはそんなに記憶に残っていません。今回久しぶりに訪れてみました。驚いたことに、新しい店は田園都市線池尻大橋駅から歩いて10分ほど。廻りにはこれといった店が少ない山手通りに面しています。さらにラーメン屋としては珍しいビルの2階。立地としてはかなり悪い場所だと思うのですが、昼時はかなりの人で賑わっています。やはり、おいしいと評判の店だからでしょうか。注文は入口の券売機で買う方式。メニューは醤油味の「黒だし」と白醤油を使った「白だし」の2つの味がメインとなり、それぞれ支那そば\650、肉ワンタン麺\850、エビワンタン麺\1050、特製ワンタン麺\950、チャーシュー麺\980、つけそば\680などがあります。今回は八雲の売りであるワンタンを食べるために黒だしの特製ワンタン麺を注文しました。特製ワンタン麺はエビワンタンと肉ワンタンが半分ずつ入っているものだそうです。 |
けっこうな待ち時間のあと、ようやくラーメンが運ばれてきました。透き通ったスープの上に脂が浮き、海苔とチャーシュー2枚、エビワンタン3つ、肉ワンタン3つ、刻みネギとワケギが載っています。スープを一口啜ると、魚介の風味が利いたあっさりとしたもの。最近のこってり系のスープに慣れている人にとっては物足りなく感じるかも知れませんが、昔ながらの醤油ラーメンといった感じでなかなかおいしいスープです。チャーシューは煮豚ではないようで、しっかりと焼き目がつけられています。脂身の少ないロースのようで、しっかりとしたもの。食べ応えがあるタイプのものです。肝心のワンタンは… 肉ワンタンはしっかりと肉が詰まっていてしっかりとした食べ心地。一方のエビワンタンはプリプリとしていてエビのおいしさを味わえます。一度に2つのワンタンを食べられて幸せです。 (08.10) ※2017年に近くに移転しました。 (19.6) |