ぼけぼうし
【守谷市】
この店の前の道、いつも通ってるんだけど、「焼栗」「栗おこわ」「常陸牛」などと脈絡の無い名が並んでいて、さらに店名もよく分からず、何の店かと思ってたんだけど、ラーメンもあるらしいと噂を聞いて訪れてみました。 |
訪れてみると店名は、「ぼけぼうし」となんとも驚きの店名。 |
しかも、「お急ぎの方はご遠慮ください」だと! |
恐る恐る店内に入ると、小上がりだけの小さな、レトロな感じ。 |
壁に張ってあるメニューを見ると、しゃぶしゃぶや牛鍋などの他にラーメンも。そして、栗関係のものと、なぜかたこ料理と、ホントに脈絡の無い品が並んでます。 |
食後におしゃべり好きなご主人の話によると、元々は蕎麦屋を切り盛りしてしたそうですが、そちらは引退して息子さんに任せたのだそうです。こちらの店は、店名の通りに「ぼけぼうし」と作りたい料理を作るために開いてるのだそう。なので、気ままに営業しているので、営業日や営業時間は不定なのだそうです。 |
しばらくして運ばれたラーメンは、澄んだスープにたくさんのチャーシュー、なると、メンマ、ほうれん草などの組み合わせ。 スープを啜ると、アブラはほとんど浮いておらず、とてもあっさりとしたもの。ラーメンぽさはあまり無い感じですね。 |
そして、平打ちの麺がまたすごいのよ。うどんのように太いだけでなく、全粒粉なのかな?蕎麦のような感じ。しかも、コシというか、歯応えがかなりのもの。 これを食べると、確かにラーメンにおける「アブラ」の重要性が分かりますね。やはり、あの鶏油とか「アブラ」で、ラーメンの奥深さを味わえるのね。でも、「アブラ」抜きに拘るのは、やはり、蕎麦屋をやってきた舌のせいなのかもね。 |
最後にこちらで売りのひとつにもなっている、焼栗を食べさせていただきました。普通の栗はあまり好きではないんだけど、この栗、ホッコリとして美味しかったな。ごちそうさまでした。 |
栗はちょっと高いけど、好きな分量で買えます。 |
だしの焼きあごもね。 (22.1) |