小櫻
【土浦市】

土浦駅から１kmほどの商店街の外れ、小さな路地を入った所にある、本当に小さな店です。でも、こんな目立たぬ場所にある小さな店に行列ができるんだそうです。口コミで広がったのでしょうが、すごいですね。訪れたのが遅かったこともあってか、待つことなく席に座ることができましたが、店内はほぼ満員状態でした。店内はちょっと薄暗く、ハードロックのレコードジャケットが飾られるなど、ちょっとラーメン屋の風情とはかけ離れています。

メニューはごくシンプル。醤油ラーメンとつけ麺だけです。でも醤油ラーメンは３種類あるのですが、すべてダシが違うそうです。店の名の付いた小櫻麺\800はチャーシューの煮汁をメインとしたダシ。そして、ハタハタから取った魚醤、しょっつるをベースとした特製醤油らぁめん\850。そして白醤油をベースとしたしなそば\650があります。今回は店の名の付いた小櫻麺を注文しました。

つけ麺も惹かれたのですが、こちらもレギュラー？のつけもり\800だけでなく、えび香油を使ったえびつけ\900、辛つけ\900と選びがいがあります。

そして創作ラーメンもいろいろと作られているみたいです。気軽に訪れることができないのが残念です。

けっこう時間がかかって出てきたラーメンは、かなり醤油色のこいもの。アブラもけっこう浮かんでいます。でもスープを啜ってみると、見た目とは違ってけっこうあっさりとしています。麺はストレートの細麺。麺の上には厚めのチャーシューが２枚と小さめのなると。そして刻みネギと太めのメンマが載っています。麺はスープに絡みます。チャーシューはバラ肉で思った以上に厚めで、しっかりとしたもの。美味しいです。最近流行りの魚介風味コテコテといったラーメンではありませんが、昔ながらのシンプルな作りのおいしいラーメンでした。また訪れたいラーメン屋となりました。 （０９．１１）

久しぶりに訪れてみました。今回は並ばずに席に座ることができました。何を食べようかと思ったのですが、期間限定の文字に釣られてえび香油魚醤らぁめん\850を食べてみることにしました。

ちょっと待って運ばれたラーメンはかなり色の濃いスープの上のえび香油が浮かびえびの香りが充満しています。そして短冊状のチャーシューとメンマ、刻みタマネギなどが沈んでいます。まずはスープを啜ると熱々のえび香油からはしっかりと海老の香りが漂い、海老の美味しさも感じます。えび香油の下には今までに味わったことのない魚醤ベースのもの。えび香油と併せてかなり個性的な味です。ちょっと人を選ぶかもしれません。麺は中細のストレート。麺にも絡み、えび油のせいか、最後まで熱々のラーメンを食べることができました。 （１１．７）

hiroの湯めぐり日記 ホーム　　茨城県一覧