萌芽(ほうが)の湯

塩原から那須に向かって県道を走っていて見つけた看板に引かれて寄ってみた温泉です。塩原・那須はいくつもの温泉が湧き、知らぬ間に新しい温泉が掘られていることも珍しくありません。この萌芽の湯も全く知らなかった温泉です。どのような温泉か、興味を持って寄ってみました。場所は入谷地交差点のすぐ近く。小さな別荘地の中にある、本当に小さな日帰り温泉です。個人で経営されているようです。看板がなければ個人宅と言っても通ってしまうほどです。

入口の券売機で入浴券を買って利用します。まん中に小さな休憩室があり、そこを挟んで左手に女湯。右手に男湯があります。 　内湯は1/4円形で３〜４人でいっぱいになってしまいそうな大きさ。無色透明の湯がかけ流しになっています。湯は適温で、ちょっと焦げたような臭いが強めで、温泉らしさを十分以上に感じることができます。湯に浸かると、まったりとした感触。いい湯です。

内湯から扉を開けて外に出ると７〜８人が浸かれる露天風呂があります。こちらは木立の中にあるのですが、冬場は葉が落ちてしまっているので、周囲からは丸見え状態。でも、人が少ないから気にしない環境です。湯はこちらもかけ流しで、さらにちょっとぬるめ。あまり知られていないせいか、貸切でのんびりと湯を楽しむことができました。 ※残念ながら１１．３に閉館したそうです。 （１５．３）

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