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箱根の桃源台に建つ、林に囲まれた一軒宿のようなリゾートホテルです。３階建てで周りの景色の中にとけ込むかのような雰囲気です。でも、斜面に建っているのか、フロントのある場所は３階で浴室は１階になっています。 エレベーターで下り、廊下を行くと「金時湯」「乙女湯」という男女別の内湯があります。特別広い浴室ではありませんが、その真ん中に八角形の湯船があります。１５〜６人が浸かれる大きさでしょうか。そこに湯がわずかに濁り気のある湯が掛け流しになっています。ちょっち年期を感じさせる浴室なんですが、湯の成分で湯口のある場所の底は赤く変色するとともに、湯船周りには薄く体積物が付着しています。そんなこともあって、いい感じに鄙びてきている浴室です。湯は1kmほど離れた場所から引湯してるという独自源泉です。そんなに特徴を感じる湯ではありませんが、箱根で掛け流しは珍しいと思いました。 内湯の先には２つの貸切風呂があります。ちょうど小さなお子さん連れのご家族がいらしていましたが、家族でのんびりする時にはいいですね。 |
