小川温泉
寿荘

田圃の中にポツンと建つ鄙びた、公民館のような施設が寿荘です。実を言うと以前も訪れたのですが、閉館が１５時ということを知らずに１５時３０分に訪れて浸かれなかった苦い経験があるので、もう少し早い時間に訪れてみました。

玄関先からも聞こえるカラオケの大きな音。そう、ここは市営の老人福祉センターなのです。館内には元気な年輩の方たちで激混み状態。思ってもみなかった光景です。もう少しゆったりとした。時間が流れているのかと思ったのですが…　気を取り直して受付で入浴料を払おうとすると、念のため？歳などを聞かれます。当然？６５歳以下なので、ちょっとお高めの入浴料を払います。ちなみに若者？は私だけのようでした。

かなり奥に男女別の浴室があります。そこには１７〜８人が浸かれる湯船が１つあるだけ。そこに黒湯が溢れているのです。蛇口からは熱い湯がドボドボと掛け流しになっているようです。ちょっと贅沢な湯使いですね。さっそく湯に浸かると、焦げたようなにおい。そしてすべすべとするなかなかいい湯です。窓から見えるのんびりとした風景を見ながら湯に浸かっていると、時間が過ぎるのを忘れてしまいました。

８月いっぱいで閉鎖され、年末に新しい施設に変わるということを聞き、再訪しました。相変わらずおじいちゃん、おばあちゃんのパラダイス。湯に浸かった後に大広間でお酒を飲んだりカラオケに興じ、楽しむ姿は微笑ましいものです。まあ、若造のhiroはお呼びではないんでしょうが…　閉館時刻近くになるとおじいちゃん、おばあちゃんを迎えに来る孫たちの姿もいいものです。

施設のすぐそばに源泉井？らしきものがありました。

新しい施設を建築中でした。

どんな施設になるのでしょうか？楽しみです。 　新しい施設は、小美玉温泉ことぶきという名になり、１２．３にオープンしました。 （１７．１２）

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