中原鉱泉
ペンション ガジュマル

国道１２８号線、太東漁港近くのペンションに湧く温泉です。そんなに大きなペンションではありませんが、学生サークルの合宿などに使われることが多いようで、玄関先には思い出を記した色紙がたくさん飾ってありました。 　ペンションではありますが、日帰り入浴にも意欲的で、１６時〜２０時と時間は短いものの解放してくださっています。

浴室は男女別になっていますが、女性用は白湯のようです。男性用の浴室は岩風呂になっていて、７〜８人が浸かれる大きさ。そこに真っ黒な黒湯が溢れています。さっそく浸かると、真っ黒かと思われた湯は、岩のせいか、透明度は５０ｃｍほどです。分析表がなかったので、湯の詳しいことは分かりませんが、当然源泉温度は低く、加熱循環しています。かなりの高温でもうちょっとぬるくてもいいと思われます。ちょっと我慢しながら浸かった湯は、黒湯としては珍しく、甘みよりもほのかに塩分を感じるもの。さらに驚いたのは、湯の中に、藻のような湯の花？が舞っていることです。岩にこびり付いた藻が剥がれたのかとも思ったのですが、それにしては量が多いので、たぶん湯の花ではないかと思います。今までの黒湯とはちょっと印象が異なる黒湯でした。

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