長寿庵
【下田市】
江戸時代末期、黒船来航で大騒ぎだった下田市。下田条約を結んだ了仙寺にほど近い住宅地の中に建つ蕎麦屋です。下田をちょっとぶらついて昼飯を食べる店を探したのですが、シャッターが降りた店ばかりで、なかなか見つからず、偶然目に入った店です。 我々同様他に店がなかったからか、それとも地元で人気の店なのか、店内は満席。普段はあまり使われないであろう2階席に案内されました。 |
メニューは蕎麦だけでなくご飯ものも揃っています。何を食べようかと迷いましたが、今回は蕎麦とご飯物のセットのハーフセットをミニ天丼とざる蕎麦のセットにしていただいて食べることにしました。 |
そんなに待たずに運ばれたハーフセットは、ざる蕎麦とミニ天丼のセットです。 |
蕎麦は、今までに見たこともない、真っ白な蕎麦です。はじめは素麺かと思うほどでしたが、口上を読むと、蕎麦の実をかなり削って蕎麦の実の中心部だけを使った、御膳粉という蕎麦粉を使って蕎麦を打っているそうです。酒で言うと大吟醸みたいなものなんでしょうかね。でも、そのためか、蕎麦の香りがしないのはいかがなものですかね。ちょっと残念でした。そして、蕎麦つゆがやや辛め。好みがあるとは思いますが、自分の好みには合わないかな? |
ミニ天丼は、海老とカボチャの天丼でした。海老はやや小さめなのはしかたないかな?それなりにボリュームがあり、お腹はしっかりと満たされました。ごちそうさまでした。 (15.1) |