蓬来軒
【甲府市】

第２次世界大戦後「支那」という言葉が差別用語ということで「支那そば」も消えてしまったのだそうですが、それを復活させたことで有名な店だそうです。訪れてみると随分と大きく、たくさんの人で賑わっています。

店内もかなり広く、ラーメン屋というより中華料理屋といった趣き。実際メニューを見ても支那そばやタンメンなどの麺類だけでなくチャーハンや中華丼、カニ玉、八宝菜などもあって中華料理屋ですかね。今回はちょっとお腹が空いていたのでチャーシュー麺\900を食べてみることにしました。

そんなに待たずに運ばれたチャーシュー麺を見て驚きました。かなり大きく、しかも分厚いもの。それが４枚も載っているのです。新宿の満来を思い出してしまいました。さっそくスープを啜ると「支那そば」の名のごとく、ふんわりと優しく、懐かしい味です。チャーシューはもも肉でしょうか？脂身が少なく、しっかりと食べ応えがあります。もうちょっと脂身があってもいいかな。メンマはちょっと甘みのある味付け。これもシナチクって言った方がいいのでしょうか。なるとが入っているのも「支那そば」らしいところでしょうか。でも、このなるとはちょっと粉ぽかったです。刻みネギも多めでこれで\900ならお得感があると思いました。 （１１．６）

久しぶりに再訪。いつものことながら並びがありますが、そう待たずに席に座ることができるので、回転は良さそう。カウンターに座り、今日は未食のワンタン麺￥850をオーダー。しかし、いつまで経っても品が運ばれない。まあ、こんでこるからかと、寛容になってはいるが、だいぶ後から臨席に座られた方の品の方が先に運ばれる。こりゃ、完全にオーダー通って無いすよね。しかも、間違った品をオーダーしたかのような言い方。オーダー忘れのお詫びもないしな！

ようやく運ばれたワンタン麺は、大きめのチャーシューが1枚にワンタンが8個ほどと半切りゆで玉子、海苔などが載っています。スープを啜ると、アブラがかなり多めなのか熱々。麺はほぼストレートの中細麺。チャーシューは厚みもあり、歯応えがあるタイプ。メインのワンタンは餡は少なめですが、皮もやや厚めで喉ごしを楽しむタイプではないかな？メンマが多めなのが変わっているかな。チョッと怒りもあってしっかりと味を楽しむ雰囲気ではなかったけど、対応も含めて更なる訪問は無いかな。ごちそうさまでした。 （１９．３）

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