うな鐵
【道玄坂】
渋谷にも串焼きの鰻を食べられる店があると聞き訪れてみました。毎日のように通るビルの中にあった鰻屋でした。存在自体は知っていたんですが… そんなに広くはない店で、一人客は強制的にカウンターの空いている席に押し込まれてしまいます。同じカウンターでも空いている席があるんだから選ばせて欲しいな。 |
肴は当然の如く鰻串の一通り、うなぎ串焼きBコース(8本)\1933です。野菜焼きも付いたAコース(12本)\2495もありますがね。もちろん1本ずつ焼いてもらえます。でも、夜の部では食事をするか、鰻串を3本以上注文しなければならないルールだとか… なんかこちらの店、店独自のルールが多くっていい気分しませんな。 |
まずは生ビール\616で喉を潤します。あっと言う間に空になってしまいます。仕事帰りの酒は旨い!お通し\270は大根。いらないな! |
まずはタレ焼きのひれ、串巻、きも、短尺、かぶとが運ばれます。ひれは背びれの部分で普通はやや堅めなんですが、よく蒸しているのか、堅さなどは感じられず、中にニラが入っているのがいい感じです。 串巻は背中の身を串に巻き付けたもの。普通の?鰻の蒲焼きのように柔らかく美味しく食べることができますね。 きもは文字通り内臓全体を焼いたもの。苦みがあり酒に最高ですね。 短尺は普通の蒲焼きを小さく切ったものを串焼きにしたもの。オーソドックスなものですね。 かぶとは文字通り頭の部分です。普通はかなり骨っぽくて堅いんですがこちらのものはそんなに堅くはなく、違和感なく食べられますね。 |
生ビールも空になったので司牡丹\518にスイッチします。酒自体は当然の如く美味しいんですが、酒にもこちら独自のルールが… 酒のお代わりをしてもグラスは代えないのだとか… 同じ酒ならまだしも違う銘柄の酒にしてもグラス代えないっていうのはどういうこと?違うんじゃないの?安い居酒屋でも酒代えたらグラスは代えますよ!こういうところは変えて欲しい店ですね! |
続いて塩焼きの2品が運ばれます。ばら身はあばらの部分だそうです。柔らかくあっさりしていて美味しいですね 。 ればぁも塩でどうかな?とは思ったのですが、これもいけます。 |
最後に運ばれたのがくりから。こちらは腹身だそうです。塩焼きですが、わさび醤油で食べて欲しいとのこと。あっさりとして鰻にもいろいろな食べ方があるのだと知らされます。 渋谷ということもあってややお高めの店でした。それよりも店独特のルールが気になります。再訪はどうかな?ごちそうさまでした。 (17.2) |