ほさかや
【自由が丘】

自由が丘の駅から歩いて1分。昭和の香りを色濃く残す居酒屋がほさかやです。居酒屋と言うより、以前訪れた新宿のカブトと同じうなぎの串焼きの店です。店頭でうなぎを焼いていて、焼けるタレのいい香りに誘われてしまうんですよね。ついつい寄ってしまいました。店内はコの字カウンターになっていて、おばちゃん3人が忙しそうに動き回っています。人気の店らしく店内はいっぱいで、しばらくすると店頭で行列までできる有り様です。

席に座るなり酒の注文を聞かれます。やはりビール大\600ですかね。ビールはキリンとアサヒを選べるそうなので、キリンでお願いします。肴はというと、うなぎの串焼きがメインですが、蒲焼きがあるのはカブトと違うところですかね。他にもうなぎのメニューが少しあるようです。カブトと同じように「一揃い」でお願いできるようですが、チビチビと少しずつ注文してみました。

ビールのキリンは一番絞りでした。ちょっと珍しいかな？キャベツの浅漬けが出てくるのはカブトと同じですが、箸が付くところが違いますね。冷えたビールが身体に染み渡りますね。ビールの他に酒や焼酎もあるんですが、他のお客さんの様子を見ていると、焼酎はキンミヤ！コップになみなみと注がれています。メニューには書かれていませんが、缶のウーロン茶、お茶もあり、それも頼むと氷入りのジョッキをくれて自分で割って呑むことができるようになっています。次は焼酎もいいかな〜

まずは塩焼き\350です。タレではなく塩で食べさせるのは珍しいですね。さらにわさびで食べるっていうのもいいですね。事前に仕込んであるのか、ずいぶんと早く焼き上がって運ばれるのは、酒飲みには嬉しいです。

からくり焼き\350(奥)、きも焼き\300です。こちらはタレです。ちょっと甘めのタレをたっぷりと掛けてくれるのは嬉しいです。からくり焼きはうなぎを串に巻き付け、タレで焼いたもの。美味しいですね。きも焼きはなじみのあるきも焼きそのもの。苦みがいいですね。

続いてひれ焼き\300(手前)とかしら焼き(\300)です。部位が部位だからか、ちょっと濃いめの色ですね。どちらも事前に処理しているのか、固いことはなく柔らかく食べることができました。 　18時に入って小一時間楽しませてもらったのですが、帰る頃には蒲焼きや塩焼きはすでに品切れ状態。早めに行かないと食べられない串が出てしまうようです。早めに訪れるのがいいようですね。 　最後に驚いたのがお愛想の方法。飲み物はカウンターの下に精算用のお金を並べて何を飲んだか分かるようにしています。串はお値段が2種類なので、串の長さを変えているとのこと。それぞれの串の長さを数えて勘定しているんですね。初めての経験でした。 （１３．６）

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