六厘舎(ろくりんしゃ)
【大崎】
今話題のつけ麺の店、六厘舎に行ってきました。大崎駅から歩いて10分弱。常に行列のできる店として有名です。たまたま平日に訪れることができたのですが、それでも10人以上が並んでいます。並ぶのにちょっと躊躇いましたが、ここまで来たのだからと並ぶことにしました。店内はそれほど広くはなく、12人が座れるだけです。この店は珍しく総入れ替え制となっていて、全員が食べ終わるまで次の客は入れず、12人が食べ終わって次の12人が席に着くという寸法です。次の待ちになると店員が注文を聞きに来ます。したがって席に座るとまもなく注文したものが出てきます。訪れた時はちょうど前々回の組が入った時だったらしく2回待ちでしたが、それでも40分ほど待ちました。1回転20分ほどでしょうか。土曜や休日はもっと並ぶようなのでこれでも早い方なのかも知れませんね。 |
メニューはメインのつけめん\850、あつもり\850、辛つけ\950、辛あつ\950、中華そば\700があり、トッピングとして豚のせ\300、豚ほぐし\150、味玉\100、海老玉\150などがあります。今回は売りであるつけめんに豚のせと海老玉を追加しました。計\1300也でありますが、ちと高めですな。 |
店内に入ると店員さんが一斉に「いらっしゃいませ」のかけ声で出迎えられます。他にも注文などをする度に大きなかけ声で返事が返ってきます。体育会系の乗りですね。個人的にはちょっとうるさくって嫌ですけど… そして席に座るとほどなくつけめんが出てきました。麺は極太のストレート。つやつやしたタイプです。海老玉は麺の上に載せられています。後から出されたつけ汁はたっぷりのチャーシューとなると、刻みネギ、メンマ。そして海苔の上に魚粉が載っています。まずはつけ汁を口に運ぶとドロッとした濃厚なもの。魚介の風味が広がります。魚粉をつけ汁に溶いていくとさらに魚介風味が増していきます。なかなかうまい!麺をつけ汁につけて食べると、つけ汁が絡んで麺もおいしくいただけます。でもちょっと味濃いめで塩辛いように思いました。 今回はチャーシュー増しの豚のせを追加したのですが、これがボリュームあるのなんのって。ものすごい量です。標準でもブロック状のチャーシューがかなり沈んでいるんですが、さらに6〜7枚ものチャーシューが載っているんです。知らなかったとはいえチャーシューは増やさなくてもいいかもしれません。海老玉は海老のダシにつけた味玉とのことだそうで、確かに海老の香りと味がして美味しい半熟玉子でした。最後にスープ割りをお願いしました。すると柚子の入ったスープで割ってくれます。スープ割にすると魚介風味が増すと共に柚子の香りがさらに味が引き立ちました。 (09.6) ※移転を前提に閉店したとのことです。 (10.9) |